用語集

温度の異なる流体の直接または間接的な接触（壁を隔てるなど）によって熱の交換を行う装置です。弊社では間接的な接触によって熱の交換を行う、シェルアンドチューブ式熱交換器、ラジェータ式熱交換器、プレート式熱交換器を取り扱っております。
熱交換器は、冷却（クーラ）、加熱（ヒータ）、蒸発（リボイラー）、凝縮（コンデンサー）の用途で用いられます。

は行

パス数

流体の折り返しの数を表します。シェルアンドチューブ式熱交換器の場合管内側が対象で、片側の水室から流体が入り管内を通過し、反対側の水室から流体が出るものを「1パス」、片側の水室から流体が入り、管内を通過し、反対側の水室でＵターンし、管内を通過し元の水室から流体が出るものを「2パス」、更にもう一往復するものを「4パス」と表します。通常弊社では効率の良い複数パス（2パス以上）を標準としておりますが、流量が多い場合や、両流体の出口温度が逆転する場合は1パスを採用しております。1パスの場合は、両流体が対向流になるように配管する必要があります。

フィンチューブ

伝熱管外表面にフィン加工したチューブです。弊社では、フィンの高さが低いローフィンチューブを使用した熱交換器を製作しております。ベアチューブと比較して、伝熱面積が大きくなるため、熱交換器をコンパクトにすることが可能です。

プレート式熱交換器

プレート式熱交換器は凹凸にプレスしたプレートの組み合わせによって構成されている熱交換器です。

ベアチューブ

フィン加工していないチューブです。フィンチューブと区別するためにベアチューブと呼んでいます。熱交換器の大きさが小さい場合、特殊材質の伝熱管を使用する場合、管外側に高粘度の流体を流す場合等、ローフィンチューブの効果を生かせない場合に使用します。

防食材

シェルアンドチューブ式熱交換器の部品です。防食材（亜鉛）が犠牲陽極となって腐食消耗し、管板、水室、冷却管（管板に近い部分）を防食します。消耗品ですので、分解・点検時は新品への交換を推奨します。

ま行

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や行

未登録

ら行

ラジェータ

ラジェータ式熱交換器の部品です。弊社では総アルミニウム合金製のラジェータを使用しております。

ラジェータ式熱交換器

送風機に電動ファンを使用し、ラジェータで熱交換を行う機器です。
主な構成部品は、ラジェータ、送風機、外板です。

冷却面積

熱交換器の伝熱に関わる部分の面積です。伝熱面積とも言います。

わ行

未登録

英字

Oリング

シェルアンドチューブ式熱交換器の部品です。遊動管板式の熱交換器に使用し、遊動管板部に取り付け管内外の流体をシールします。また、ＳＬタイプでは冷却水側のシールをするために使用します。標準品は80℃まで使用できるＮＢＲ材を使用しております。
分解・点検時は必ず新品に交換して下さい。

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